走馬灯はゲームと共に

ゲームをやり過ぎて、俺の走馬灯はゲームの映像だらけになった

Far Cry 5(ファークライ5)・第1話 「"この世には触れない方がいいものもある" パンドラの箱エンディング」

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PS4のスクショを撮ってUSBに、そっからPCに移すというのがめちゃくちゃ面倒なのでFarcry5の記事は少なくて、内容も飛び飛びになるとは思うがとにかく書いていこう。
当たり前だがネタバレ満載なのでそういうのが嫌な人は見ない方がいい。


このゲームはまず、主人公が固定キャラじゃない。

今までのシリーズは名前もある固定キャラで、生い立ちやある程度の性格、登場人物との関りなどがあったようだ。
だが今回は違う。主人公はまず性別から決めることになり、顔や肌の色、服装などキャラメイクをする必要がある。


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性別によって展開が変わるかどうかはしらない





ゲームが始まると、主人公はヘリに乗っている。

同乗者らとの会話から、主人公は「保安官」「新人(ルーキーと呼ばれる)」「重大な任務に赴いている」事がわかる。


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私は新人保安官の〇〇。こっちは上司のくたびれハゲメガネ。



ヘリに乗っているのは新人の主人公、『保安官』と呼ばれる上司のハゲメガネ、妙に攻撃的な態度が目立つ黒人の連邦保安官(?曖昧)、主人公の先輩と思われる女性保安官、ヘリの操縦士2人の計6人。


それに加え、無線先では今回の作戦のバックアップをしてくれるやり手のババアがいる。


今回の作戦では『エデンズゲート』と呼ばれているカルト集団の教祖であり、"ファーザー"と呼ばれるジョセフ・シードを逮捕する事が目的。



どうやらハゲメガネは過去にこのカルト集団とやり合ったことがあるみたいで、彼らを恐れている。できればこの作戦を無しにしたいようだが、連邦保安官は承諾しない。
無線の先では「私がいたら連邦保安官を説得できたのに残念ね!」と冗談を言うババア。結局、作戦は遂行されることに。


いいか、絶対に手荒な真似はするなよ。奴らは異常だ・・・。と念を押すハゲメガネ。
おいおい怖いのか?とイキる連邦保安官
無線の先で喚くババア。




と、我々の眼前に巨大な建造物が現れた。


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どうでもいいけどあのおっさんて服着るの?常に裸なんだが


ヘリで上空を飛んでいるのにこの距離感、めちゃくちゃ巨大な像。
あれこそが今回の目的、ジョセフ・シードである。像だけど。


まああんなものを作るくらいだから、信者は相当熱心なようだ。現代社会で一人の人間にあれだけの求心力があるのは異常だ。それらが組織立ったのならば尚の事、他の人類にとっては脅威である。



やがて彼らの基地に到着。ヘリから降り、ジョセフ・シードが演説している教会へ向かう。ハゲメガネは「10分経って誰も戻ってこなければ応援をよこしてくれ」と無線先のババアに告げる。「わかったわ」と承諾するババア。
それだけ危ないという事だろうか。なんで新人の俺が帯同しているんだ。


教会へ向かう途中、信者と思われる人間たちに散々罵られたりガンつけられたりする。


絶対にもめ事を起こすな、誰も生きて帰られなくなるぞとハゲメガネ。銃使えばええやろがい!とまだイキる連邦保安官。力だけではどうにもならないこともある・・・とハゲメガネは呟く。


便宜上"ハゲメガネ"と呼称しているがこの上司の保安官は冷静かつ理知的で、結構好きなキャラ。一見見た目が情けない弱腰のおっさんなのもポイント高し。





そうこうしているうちに教会へ到着。
遂にジョセフ・シードと対面である。


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乱入者に気にも留めず演説を続けアメリカに唾を吐き続けるジョセフ・シード。「オラもう我慢なんねえ!」と憤る連邦保安官を「揉め事を起こすな」となだめるハゲメガネ。



「お前を逮捕する!」連邦保安官が逮捕状を突き付ける。



当然、周りの信者たちが黙っちゃいない。一見普通そうに見える女性から屈強な巨漢まで、みな一様に壁を作りジョセフ・シードを守ろうとする。


だがジョセフ・シードは「いいのだ。分かっていたことだ」と彼らを収め、帰らせる。
「この時のために準備してきた」とか「白い馬が来る夢を見た」と言うがよくわからない。この先ゲームを進めるとわかる事なのか、それとも何か元ネタがあるのか・・・。





そしてついに、ジョセフ・シードを逮捕するときが来た。意外にも彼は素直に両手を差し出す。


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ジョセフ・シードの後ろに見えるのはこの『エデンズゲート』の幹部である。左から"兵士"ジェイコブ・シード"審問官"ジョン・シード"セイレーン"フェイス・シード



ジェイコブ・シードは力の象徴。軍隊帰りのひげもじゃで、過酷な戦場を生き抜いてきた。エデンズゲートの軍部を統括しており、"神狼"と呼ばれる特殊な狼を育て上げている。


ジョン・シードは組織のパイプライン。脅迫、暴力、信仰・・・ありとあらゆる手段を用いてエデンズゲートの資源を確保し、エデンズゲートを"形作る"。日本語版だと声がまんま杉田


フェイス・シードはドラッグ、信仰、快楽。『祝福』と称して"特殊な薬"を作り、信者たちに与えることで『安心』を生み出す。他者から『安心』を与えられた人間は更にそれを欲し、結果抜け出せなくなる。↑の画像だと胸が大きい





この場面で素直に〇を押すとジョセフ・シードを逮捕し、ストーリーが進む。


しかし折角選択肢が出たんだし、さっきハゲメガネがババアに「10分経っても~」と言っていたので俺はこの状態で待ってみた。


するとジョセフ・シードが「武器を下ろし、仲間と共にここから出ていけ」と言ったり、連邦保安官「おいルーキー早くしろ!」と怒鳴られたりする。




それでも尚待つと、上司のハゲメガネが「もういい、帰るぞ」とジョセフ・シードの腕を下ろさせ、そのまま帰ろうとする。

当然連邦保安官は「待て貴様ら正気か!」と怒るがハゲメガネは聞く耳持たず、「ここから皆生きて帰られなくなるぞ」と言う。


連邦保安官は「貴様ら全員逮捕する!」と言い放つがハゲメガネは勝手にしろ、と主人公であるルーキーと共に教会の外へ──。








エンディング







ジョセフ・シードは逮捕されず、何事も起こらず、ゲームは終了しエンディングが流れて終わり。


てっきり10分くらい待ったらババアが呼んだ応援がきて教会は戦場になり、全員死亡・・・とかそういう展開になると思ってたのにならず。今になって考えると、俺のこの予想は外れて当然だったのだが。
理由は次の記事で。



とりあえず俺は「ジョセフ・シードが話し出すタイミング」とか「ハゲメガネが腕を下ろす直前のタイミング」とか色々やってみたんだが変化なし。どうやらここで時間経過させて迎えるエンディングは1パターンしかないようだ。



この冒頭のシーンやエンディングでは何度も聞くことになる「触れない方がいいものもある」。まさに『エデンズゲート』はパンドラの箱ということだろうか。


文字通りこのエンディングでは主人公はパンドラにはならなかった。なれなかったのだ。結果、箱からは災い、災禍、怨嗟は飛び出さなかったが、同じく希望が飛び出すこともなかった。



それが幸せな事なのかどうかはわからない。だが傷一つ負うことなく得た多少の幸福に何の価値があろうか。



本当にそれが得たいのなら、全てをかなぐり捨ててでも手を伸ばすべきだろう。






そう、つまり、俺は。




このパンドラの箱を、




開ける事にするのだ。





痛み、悲しみ、恐怖は嫌だ。嫌なことは体験したくない。出来る事ならば幸せな事だけを、気持ちが良い事だけを経験していたい。


だが──そう、だからこそ人生は──。





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